年齢を重ねるにつれ、ふと鏡を見たときに「しわが増えたかも…」と感じることはありませんか?
実はそのしわ、ホルモンの変化が関係していることをご存じでしょうか。
女性ホルモン「エストロゲン」と肌の関係
女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」は、肌のハリを保つうえでとても重要な役割を果たしています。
エストロゲンには、コラーゲンの生成を促す働きがあり、肌の弾力や潤いを保つ助けになっています。
しかし、加齢とともにエストロゲンの分泌量は自然と減少していきます。
その結果、肌の中でコラーゲンやエラスチンが作られにくくなり、ハリや弾力を失ってしまうのです。
これが、深いしわやたるみの大きな原因になります。
深いしわへの対策5選
では、ホルモンの減少によるしわには、どのような対策ができるのでしょうか?
日々の暮らしの中でできる、効果的なケアを紹介します。
1.大豆製品で内側からケア
納豆・豆腐・豆乳などの大豆食品には、エストロゲンと似た働きをする「イソフラボン」が含まれています。
積極的に摂ることで、肌にうれしいサポートが期待できます。
2.ビタミンA・C・Eで美肌をサポート
ビタミンA(モロヘイヤ、レバーなど)
ビタミンC(ブロッコリー、赤ピーマンなど)
ビタミンE(魚介類、ナッツなど)
これらの栄養素は、コラーゲンの生成や肌の抗酸化に欠かせません。
3.表情筋を意識した運動
顔ヨガや表情筋トレーニングで、表情のクセによるしわを予防しましょう。
筋肉を動かすことで、血行も促進され肌の明るさもアップします。
4.アイクリームやナイトクリームで保湿
乾燥はしわを深くする原因に。
目元や口元など乾燥しやすい部分には、専用のクリームでしっかり保湿を。
5.良質な睡眠
睡眠中は、肌の修復や再生が活発になる大切な時間です。
睡眠の質を高めることで、肌の状態も整いやすくなります。
まとめ:年齢に負けない肌づくりを
しわは年齢のサインでありながら、日々のケアで変化していくものでもあります。
「年だから仕方ない」とあきらめず、ホルモンバランスを意識した生活とお肌への丁寧なアプローチで、肌のハリを取り戻していきましょう。