「春はまだ日差しがやわらかいから、日焼け止めはまだいいかな…」
そう思っていませんか?実は、それが肌老化の落とし穴かもしれません。
春の紫外線量は侮れない
春先、気温はそこまで高くないのに、紫外線量はぐんと上がってきます。
実は3月〜5月にかけて、紫外線の量は急上昇。6月や7月の真夏と変わらないくらい強い日差しが降り注いでいるのです。
そのため、うっかり対策を怠ると、知らないうちに肌がダメージを受けてしまいます。特に注意したいのが「UV-B」と「UV-A」という2種類の紫外線です。
SPFとPAってどういう意味?
日焼け止めのパッケージに書かれている「SPF」や「PA」。
なんとなく選んでいませんか?
それぞれ、次のような意味があります。
- SPF(Sun Protection Factor):
紫外線B波(UV-B)を防ぐ時間の目安。
例えばSPF30なら、何も塗らない状態で日焼けするまでの時間(約20分)を30倍に延ばして、約10時間肌を守ってくれるという意味です。 - PA(Protection Grade of UVA):
紫外線A波(UV-A)を防ぐ効果の度合いを表します。
「PA+」は効果あり、「PA++」はかなり効果あり、「PA+++」は非常に効果あり、となり、「+」が多いほど防御力が高いとされています。
紫外線は、肌老化の主な原因
シミ、そばかす、たるみ、シワ。
その多くは、実は加齢よりも紫外線の影響が大きいと言われています。
「光老化」とも呼ばれ、肌の老化の8割は紫外線が原因だという研究結果もあるほどです。
だからこそ、紫外線対策は夏だけではなく、1年中の習慣にすることが大切なのです。
まとめ:未来の肌を守るために、今日からできること
紫外線対策は、特別なことをする必要はありません。
まずは、日焼け止めを毎日の習慣にすることから始めてみましょう。
春のうちからしっかりと紫外線を防ぐことで、将来の肌に自信が持てるようになります。
「春だからまだ大丈夫」は卒業して、今日から紫外線対策を始めてみませんか?