鏡を見たときに「あれ?前より肌に弾力がないかも」と感じたことはありませんか?
それは、年齢とともに少しずつ進む“ハリの衰え”かもしれません。
実は、肌のハリは20代後半から徐々に失われていくと言われています。
今回は、ハリの低下の原因と、その対策についてやさしくお伝えします。
ハリがなくなるのはなぜ?
ハリのある肌には、「コラーゲン」や「エラスチン」といった弾力成分がたっぷり含まれています。
けれど、加齢や紫外線の影響でこれらが少しずつ減少してしまうんです。
さらに、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)のリズムも乱れてくることで、肌の質感や弾力に変化が出やすくなります。
その結果、たるみやシワが目立ちやすくなってしまうのです。
今からできるハリ対策
ハリを取り戻すには、日々の生活の中でちょっとした意識を持つことが大切です。
特別なことよりも、“毎日の積み重ね”が未来のお肌を変えてくれます。
1. 紫外線対策は1年中しっかりと
紫外線は、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。
特にUV-Aは一年中降り注いでいるので、季節に関係なくUVケアを忘れずに。
2. 保湿は「ハリ肌」の基本
ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿成分を含むスキンケアアイテムで、しっかりと肌をうるおしましょう。
乾燥した肌はハリを保ちにくく、シワも目立ちやすくなります。
3. 食事で内側からサポート
ビタミンやたんぱく質など、肌の材料になる栄養素をバランスよく摂ることも大切です。
色とりどりの野菜やお魚、大豆製品などを積極的に取り入れていきましょう。
自分の肌と、やさしく向き合う時間を
肌のハリは、すぐに変化が見えるものではありません。
でも、今できることをコツコツ続けていくことでお肌はこたえてくれます。
「年齢だから…」とあきらめないでくださいね。