「最近、乾燥やたるみが気になる」「なんだか肌が元気がない」──もしかするとその原因は、“ストレス”かもしれません。
肌トラブルとストレスの関係は、思っている以上に深いもの。今回は、ストレスが肌にどんな影響を与えるのかを詳しくご紹介します。
ストレスで分泌されるホルモンがカギ
私たちがストレスを感じると、体内では「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールなどが分泌されます。
このホルモンには、血糖値や血圧を上げて体を守る働きがありますが、過剰に分泌されると肌にとってはマイナスの作用を及ぼすことも。
そのひとつが、肌の潤いを守る「フィラグリン」という成分が減少してしまうこと。この成分が不足すると、バリア機能が弱まり、乾燥しやすくなってしまいます。
コラーゲンやエラスチンも影響を受ける
さらに、ストレスはコラーゲンやエラスチンの合成を抑制すると言われています。
これらは肌のハリや弾力を支える大切な成分。減少してしまうと、小ジワやたるみといったエイジングサインが現れやすくなります。
ストレスとうまく付き合うことが美肌の秘訣
大切なのは、ストレスを溜め込まないこと。忙しい毎日の中でも、自分なりのリラックス方法を見つけてあげましょう。
たとえば、深呼吸をしてみる。少しだけ散歩をする。お風呂にゆっくり浸かってみる。そんな小さな行動が、心と肌のケアにつながります。
おわりに
ストレスは見えない存在ですが、肌にはしっかりと影響を及ぼしています。美肌を育てるためにも、外からのケアと同じくらい、心のケアも大切にしていきたいですね。
“今日はちょっとがんばりすぎたな”と思ったら、自分のためのご褒美時間を♪